これまで無投票で決まっていた自民党参議院のトップである参院会長を巡って、今のルールになってから初めて選挙が行われました。自民党参議院議員８３名のうち、谷川参院幹事長と中曽根前外務大臣がそれぞれ４０票を獲得、くじ引きの結果中曽根前外務大臣が新会長に選ばれました。
自民党の参院会長選は、参議院の副議長に就任した尾辻氏の後任を決めるもので、谷川参院幹事長と中曽根前外務大臣の一騎討ちとなりました。
投票の結果、自民党参院議員８３名のうち谷川氏が４０票、中曽根氏が４０票と同数を獲得、くじ引きの結果、中曽根氏が新会長に決まりました。
谷川氏が主要派閥による支援を受け票固めを行う一方、中曽根氏は派閥横断で支持を訴え、自ら所属する伊吹派を離脱、中堅・若手の執行部に対する不満の受け皿となって勝利を目指しました。
参院選で与党を過半数割れに追い込んだ自民党ですが、今回の選挙結果を巡ってベテランと中堅・若手との間に溝が深まれば、今後の国会対応にも影響が出る可能性もあります。（11日13:49）
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