鳩山総理の資金管理団体をめぐる虚偽記載問題で、東京地検特捜部は、会計責任者だった総理の元政策秘書について、「重大な過失があった」として略式起訴する方針を固めたもようです。
総理の資金管理団体「友愛政経懇話会」の収支報告書には、およそ３億５０００万円のウソの記載があったとみられていて、特捜部では、元秘書らから任意で事情を聴くなど調べを進めてきました。
関係者によりますと、元政策秘書は「元公設第一秘書に任せていたので知らなかった」などと関与を否定したということですが、特捜部は、必要な確認を怠ったことが「重大な過失」にあたると判断、２４日にも元政策秘書を略式起訴する方針を固めたもようです。
また、特捜部では総理については不起訴に、経理を担当していた元公設第一秘書については在宅のまま起訴するものとみられています。（23日13:31）
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