成田空港で貨物機が着陸に失敗し、炎上した事故で、事故直前、別の航空機から管制に対し、「ウインドシア」と呼ばれる急激な風の変化が報告されていたことがわかりました。 ２３日午前６時５０分頃、成田空港のＡ滑走路で、中国・広州発のフェデラル・エクスプレス航空の貨物機が着陸に失敗して炎上し、アメリカ人の機長と副操縦士の２人が死亡しました。 国土交通省によりますと、事故が起きる４分前、既に着陸していた別の航空機から管制に対し、高度が低い所で起きる急激な風の変化、いわゆる「ウインドシア」が起きていると報告されていたことがわかりました。この情報はすぐに事故機にも伝えられたということです。 「ウインドシア」による事故は７年前にも函館空港で起きていて、国土交通省は今回もこの「ウインドシア」が原因とみて調べています。（23日14:56）
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