ＪＮＮが行った今月の世論調査で、麻生内閣の支持率は２週間前より４ポイントアップして２８．３％でした。また、政権公約＝マニフェストを投票の際に「考慮する」とした人は８割近くに達しました。
調査は、この土日に行いました。麻生内閣を「支持できる」とした人は、２週間前に行った緊急調査より４ポイント増えて２８．３％、一方、「支持できない」とした人は３．９ポイント減って７０．７％でした。
「支持政党無し」とする、いわゆる無党派層の「支持できる」が前回は１３．７％に過ぎませんでしたが、今回は２０％となり、これが全体的な支持率をかさ上げしています。
また、政党支持率は自民党がほぼ横ばいだったのに対し、民主党は２ポイント近くダウンしました。
麻生総理と民主党の鳩山代表のどちらが総理大臣にふさわしいかという問いでは、麻生氏が３ポイント増えて２６％、鳩山氏が１ポイント減って４０％でした。
衆議院選挙での投票先を尋ねる質問でも、民主党がやや下がったものの、自民党との間にはなお１０ポイント以上の開きがあります。
調査では、今度の総選挙で注目されるマニフェストについても尋ねました。マニフェストという言葉を知っている人は９割に達しましたが、単なる選挙公約との違いについては、「よく知っている」「ある程度知っている」を合わせ、ちょうど５０％でした。
ただ、各党の発表したマニフェストに「関心がある」は７３％にのぼり、投票の際に「考慮する」とした人は７８％と、８割近くに達しました。（10日05:43）
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