中東のホルムズ海峡を航行中だった、商船三井の原油タンカーが損傷を受けた問題で、関係省庁と専門家で作る、事故原因調査委員会の初会合が開かれました。
中東ペルシャ湾のホルムズ海峡では先月２８日、日本に向かっていた、商船三井の原油タンカー、「Ｍ・ＳＴＡＲ」が外部からとみられる攻撃により損傷をうけ、乗組員１人がけがをしました。
国土交通省は「日本に運ばれる、原油の８割以上が通過する、ホルムズ海峡で起きた事故は海上輸送に対する脅威だ」として警察庁や外務省、防衛省など関係省庁や専門家が参加する、事故原因調査委員会を設置し、初会合を開きました。
国土交通省がタンカーのレーダーを解析したところ、複数の小型船が映っていたことなどから委員会ではレーダーの解析をさらに進めるとともに、タンカーから採取した、付着物のサンプルを分析し、損傷が爆発物によるものかどうか、調べることにしています。（18日11:12）
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