北朝鮮がアメリカの科学者に公開したウラン濃縮施設以外にも、首都・ピョンヤンを含む少なくとも４、５か所に軍事用のウラン濃縮関連施設を保有している疑いが強いことが、韓国情報当局関係者へのＪＮＮの取材で明らかになりました。
この関係者は、米韓情報当局が把握する「軍事用のウラン濃縮施設が存在する疑いが強い場所」として、北朝鮮北部の「クムチャンリ」、「ソウィリ」「コンインリ」、そして首都・ピョンヤンと明らかにしました。
ウラン濃縮施設は、ピョンヤンでは、大学などの研究施設の中に置かれ、それ以外の場所では、地下に掘られたトンネル内に建設されている疑いが濃厚だということです。
また、この関係者は北朝鮮が先月、アメリカの核専門家ヘッカー博士に公開したヨンビョンのウラン濃縮施設について、「民生用」発電の際の燃料用、との見方を示しました。
その上でヨンビョンにも、別の軍事用ウラン濃縮施設が存在する可能性を指摘しています。
「北朝鮮が最近、アメリカの科学者にウラン濃縮施設を公表したが、彼らが見た施設は、突然現れたものではないと認識している。少なくとも、もうひとつの場所で作業が行われているのは確かだ」（米・クローリー国務次官補）
また、アメリカ国務省のクローリー次官補もこのように述べ、先月、ヨンビョンを視察したロスアラモス国立研究所のヘッカー元所長の報告などを根拠に、北朝鮮が、少なくとも２つのウラン濃縮施設を保有しているとの見方を明らかにしました。（15日11:25） 想进一步学习的童鞋可以通过连接下载该视频：http://news.neworldedu.org/UploadFiles/20101215134635370.asx
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