国会では今週中に来年度予算が成立する見通しですが、民主党の小沢代表が２４日にも自らの進退について判断する意向を示しており、その成り行きは政界全体に波紋を広げそうです。 与党が今週中に参議院での採決をめざしている来年度予算案について、民主党は「意図的な引き延ばしはしない」として、十分な審議が行われれば参議院での採決に応じる方針です。 採決では野党の反対で否決されますが、両院協議会を経て憲法が定める衆議院の優越の規定により、来年度予算は今週中に成立する見通しです。 一方、２４日は西松建設による違法献金事件で逮捕された民主党・小沢代表の秘書の拘置期限です。小沢氏は検察の処分の内容をみて進退を判断する意向ですが、民主党幹部はＪＮＮの取材に対し、「不起訴で終わるか、起訴が虚偽記載に留まれば辞めないで続投する蓋然性がある」と述べ、続投するという見通しを示しています。 しかし、続投となれば党内などから反発も予想され、小沢氏の判断が政界全体に波紋を広げそうです。（23日00:21）
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