アメリカ政府機関のウェブサイトが、日本と韓国が共に領有権を主張している竹島を「韓国領」から「主権未定」と表記を変え、韓国政府の抗議を受けていた問題で、30日までに表記が再び「韓国領」に戻されていたことがわかりました。
問題となっているのは、アメリカ政府が公式文書などで用いる地名を決める「地名委員会」のウェブサイトです。
これまで竹島を「韓国領」としていたものが、先週突然、「主権未定」に変えられたことから、韓国政府が厳重に抗議。このためブッシュ大統領が、ライス国務長官に調査を指示したもので、その結果、30日までに表記が元の「韓国領」に戻されたものです。
これについてホワイトハウス・国家安全保障会議のワイルダー・アジア上級部長は、「現時点では、表記を変更する必要は無かったと判断した」と説明する一方で、領有権をめぐって、日本、韓国どちらの側にも立たないというアメリカ政府の方針は変わっていないとしています。(30日09:42)
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[日语原文]国际:米機関の竹島表記、再び「韓国領」に
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