北朝鮮の核問題をめぐる初めての6か国外相会合が開かれ、参加国は核申告に対する早期の検証に応じるよう北朝鮮側に求めましたが、具体的な進展はみられませんでした。
「今回の会合は、6か国協議のプロセスを進展させようという、この6者の政治的意志を示すものです」(中国、楊潔チ外相)
シンガポールで行われた非公式の外相会合は、日本時間の午後6時過ぎからおよそ1時間10分にわたって開かれました。
会合で参加国は核申告に対する検証の重要性を訴え、早期の検証に応じるよう求めました。これに対し、北朝鮮のパク・ウィチュン外相は、各国がそれぞれの義務を検証する必要があると述べ、明確な回答は避けました。
一方で、日本の高村外務大臣は、先の日朝協議で合意した拉致問題の再調査を北朝鮮側に求めました。
「(拉致を含む日朝関係は)まだ当面の約束対約束の段階にとどまっているので、行動対行動の段階に早く進めなければいけない(と、私の方から言った)」(高村正彦外相)
また会談終了後、高村外務大臣はパク外相と立ち話しをして、「日朝関係を進展させましょう」と訴えたところ、「同意します」と答えたということです。
今回の外相会合では突っ込んだ議論は行われなかった模様で、2週間前の首席代表会合での合意事項を確認するにとどまった形です。(23日20:46)
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[日语阅读学习]国际:6か国外相会合、具体的進展みられず
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