町中をうろつく大型犬。愛知県の瀬戸市周辺で住民をおびえさせた犬の飼い主が逮捕されました。狂犬病の予防接種をせず、無届けで犬を繁殖した疑いです。
「身に覚えがないから、身に覚えがないとしか言えない」(逮捕前の近藤賢二容疑者)
今年5月、JNNの取材にこう語っていた住所不定の近藤賢二容疑者(39)。自分が飼っていた大型犬に狂犬病の予防接種をせず、県への登録なしに犬を繁殖させた疑いで、30日に逮捕されました。
近藤容疑者が飼っていたのはグレートデン。4月に愛知県瀬戸市で放し飼いにされているのが目撃され、5月には隣の尾張旭市で主婦が指をかまれてけがをしていました。
住民を不安に陥れた大型犬の放し飼い。警察は目撃証言などから近藤容疑者を割り出し、6頭を押収しましたが、近藤容疑者は関与を否定し続けていました。
「このまま逮捕されたら、僕にとってはえん罪なんですよ」(逮捕前の近藤賢二容疑者)
自治体への登録なしに犬を繁殖させた動物愛護法違反での逮捕は全国で初めてで、近藤容疑者は「そんな法律があるのは知らなかった」と供述しているということです。(30日15:43)
[日语原文]社会:大型犬飼い主、動物愛護法違反で逮捕
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