社会保険庁の業務について、総務省が「監視する委員会」を作ることが閣議決定され、その事務局を厚生労働省の中に設置することが決まりました。
総務省という他省庁の委員会の事務局が、厚生労働省内にに置かれるという今回の異例の事態に、柳沢厚生労働大臣は次のように話しています。
「私どもとしては、極めて遺憾なことながらやむを得ない。(総務省から)高い評価をもらうようにしっかりやってもらいたい」(柳沢伯夫厚労相)
総務省が設置する「年金業務・社会保険庁等監視委員会」は、3年後に社会保険庁が廃止され日本年金機構になるまでの間、社会保険庁の業務を監視することになっていますが、柳沢大臣は、「社会保険庁の監視については、厚生労働省自らが実施するつもりだった」と遺憾の意を示しました。(17日11:27)
[日语原文]社会:社保庁業務の監視委設置を閣議決定
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