新潟県中越沖地震の後、放射能を含む水漏れを起こした柏崎刈羽原発6号機の使用済み核燃料プールが25日、報道陣に初めて公開されました。
運転を停止している柏崎刈羽原発。その6号機の原子炉建屋では職員が水のふき取り作業を進めていました。使用済み核燃料プールから放射能を含む水が地震の揺れでこぼれたためです。
柏崎刈羽原発では1号機から7号機まで、全てのプールで水がこぼれました。6号機では、原子炉の上に設置されているクレーンの車軸の一部が壊れているのが確認されました。
原子炉内部の状況はまだわかっていませんが、東京電力では燃料水のデータから、放射能漏れにつながるような損傷はないと説明しています。
「トラブルがあったのだから、全部(情報)出して、市民に分かってもらった方が・・・」(柏崎市民)
「電気は必要だけど、安全第一です」(柏崎市民)
こうした中、東京電力は26日から、柏崎市と刈羽市の全ての世帯にチラシを配り、現状を説明する予定です。(25日23:55)
『日语阅读』社会:6号機の使用済み核燃料プール公開
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