237.…を…にする
(1)ある状態に達した事柄を表す言い方。
①一クラスを二組にして会話の練習をさせる。
(把一个班级分成两个小组,让他们进行会话练习。)
②論文の内容をもっと充実したものにするために、もう一度書き直すつもりです。
(为了能够让论文的内容更加充实,我打算再重新写一遍。)
③みなさんのおかげで昨日のパーティーをたいへんよい雰囲気にする事ができました。
(多亏大家的捧场,才把昨天的晚会气氛搞得那么好。)
(2) ある事柄を基準とするという意を表す言い方。
①医者になることを目標にしてがんばってきました。
(为了能成为一名医生,我奋斗到至今。)
②中国は近年来、経済の発展を中心にしてきた。
(中国近几年来一直以发展经济为中心开展了各项工作。)
③博士号を取る事を目的にして長年論文を書き続けてきた。
(为了能够拿到博士学位,几年来我一直在写论文。)
238.…を…はじめ(とする)
「…を代表として、みんな…」という意を表す時の使い方。
①親をはじめとしてみな兄の帰国を待っている。
(父母以及家人们都在等待哥哥的回国。)
②三年来、指導教官の先生をはじめ、みなさまには大変お世話になりました。
(三年来,我给导师和大家添了不少麻烦。)
③北川先生をはじめ、みなさまにもよろしくお伝えください。
(请给北川老师和其他各位代好。)
239.…は(が)…せる(させる)
動作主の使役行為を表す言い方。
①先生が行かせたのです。彼が自分で行ったのではありません。
(是老师让他去的,不是他自己去的。)
②母が無理に習わせたのです。
(是妈妈强迫让我学的。)
③多分親がわざわざそう言わせたのよ。
(肯定是父母特意让他那么说的。)
240.…は(が)…に…せる(させる)
「動作主が相手に使役行為を起こさせる」という意を表す言い方。この文型は使役行為が自動詞の時に使うが、「…は…を…せる(させる)」と言ってもかまいません。そして、このような使役文は普通、動作主が目上の人である場合に使う。動作主が目下の場合に使役文を使うと失礼になる場合が多いから、気をつけた方がいい。
①先生は毎日学生に(を)朝早く来させている。
(老师每天都让学生早一点到校。)
②社長はいつも中山さんに(を)出張に行かせている。
(社长总让中山君出差。)
③母は子供に(を)自分でお風呂に入らせている。
(妈妈让孩子自己洗澡。)
④父は息子にお酒を買いに行かせた。
(父亲让儿子去买酒了。)
⑤あの先生はいつも冗談を言って学生を笑わせます。
(那位老师总是说笑话逗大家乐。)
241.…は(が)…に…を…せる(させる)
「動作主(普通は目上の人)が相手に何かをさせる」という意を表す時に使う言い方。この文型は使役行為が他動詞の時に使う。
①先生は毎朝学生に本文を読ませている。
(老师每天早上都让学生读课文。)
②父は息子にたくさんの年賀状を書かせている。
(父亲让儿子写很多贺年卡。)
③課長は久保田さんに明日の会議の資料をコピーさせた。
(科长让久保田复印了明天开会的资料。)
242.…は(が)…を…せる(させる)
動作主の使役行為を表す言い方。自?他動詞両方可。
①木村課長がコピーをさせている。
(木村科长让(某某)复印。)
②母が家事を手伝わせている。
(母亲让(某某)帮做家务。)
③先生がノートをとらせている。
(老师让记笔记。)
④(あなたは)父を怒らせるな。
((你)别惹爸爸生气了。)
⑤「女を泣かせる男はよい男ではない」という言い方もある。
(有句话说:"让女人哭泣的男人不是好男人".)
243.…は(が)…から(に?によって)…れる(られる)
(1)「…が…に…行為を受ける」という意を表す言い方。行為をするのが、団体の場合は普通「…から」を使う。
①私は昨日先生にひどく怒られました。
(昨天我被老师狠狠地批评了一通。)
②彼女は大学の時代、学校から日本へ留学に派遣された事がある。
(她在读大学的时候,曾被派到日本留学。)
③私は今朝早くから母に起こされてしまって、大変眠いです。
(今天早上我很早就被妈妈叫醒了,所以我现在很困。)
④私は速く本を返すように図書館から注意されました。
(图书馆催我快一点还书。)
⑤あのスターに関する噂はインターネットによってすぐ広がりました。
(有关那个明星的诽闻,很快通过网络传播开了。)
(2)普通、行為をする側の動詞が自動詞の場合、行為を受ける側は迷惑であるという意を表す。
①夕べは友達に来られて全然勉強が出来ませんでした。
(昨晚由于来了位朋友,所以我根本没能学习。)
②あの人は小さい時から、母に死なれて、大変苦労したそうです。
(听说他从小就失去了母亲,所以受了不少苦。)
③夕べは隣の子供に泣かれて全然眠れませんでした。最悪です。
(昨晚因为邻居家的孩子哭闹不停,一点都没睡好。真是倒霉透了。
④昨日、近所の家が泥棒に入られて大騒ぎになりました。
(昨天邻居家被盗了。因此,引起了一场不小的轰动。)
⑤家のすぐ近くに高いマンションを建てられて、日当たりが悪くなりました。
(我家跟前盖起了高高的公寓,所以采光变得很差。)
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244.…は(が)…で…れる(られる)
ある手段?方法?材料によってある行為が成立するという意を表す言い方。
①このタンスは松の木で作られたものです。
(这个衣柜是用松树做的。)
②これはキノコで作られた料理です。
(这是用蘑菇做的菜。)
③この服はリサイクルの材料で作られたものです。
(这件衣服是用再生材料做成的。)
245.…は(が)…に…を…れる(られる)
自分の体の一部、所有物、かかわりのあるものが、ある人の行為を受けた場合の言い方。普通、迷惑だと感じる場合に使う事が多い。
①昨日、電車の中で(私は)隣の人に足を踏まれて痛かったです。
(昨天在电车里我的脚被人踩得好痛。)
②(私は)新しい服をタクシーのはねた泥水に汚されて大変腹が立ちました。
(新衣服被出租车溅上了泥水,可把我气坏了。)
③(私は)子供にファミコンを壊されてたいへん困っています。
(孩子把我的电脑给弄坏了,简直让我不知如何是好。)
246.…は(が)…れる(られる)
(1)ある行為の対象を主語にして、社会的な事実や公的な事柄を客観的に述べる時に使う言い方。迷惑だという感情的なニュアンスは一切ない。そして、その行為をするのは特定な人ではないので、「…に」という形を取らない。
①この大学の創立四十周年の記念行事は三日間にわたって盛大に行われました。
(我校连续三天盛大地举行了建校四十周年的纪念活动。)
②大木先生の論文集は来月の上旬に発売される予定だそうです。
(听说大木老师的论文集预计在下个月的上旬发行。)
③あの人は大変有名な学者なので、全国の人々によく知られている。
(他是一位很有名的学者,因此,全国的人民都知道他的名字。)
(2)行為者の行為への尊敬の意を表す言い方。「…に」という形を取らない。
①先生はいつお国へ帰られますか。
(老师您什么时候回国?)
②社長がいつ来られたか、誰も気づいていない。
(谁都没有注意到社长是什么时候到来的。)
③先輩はいつここへ引っ越されたのですか。
(学长是什么时候搬到这里来的。)
(3)自然に「…が…れる(られる)」という意を表す言い方。この場合、普通「思う、思い出す、浮かぶ、思い浮かぶ、感じる」という動詞が使われる。
①小さい時の写真を見ると、故郷にいる母親の顔が目の前に浮かび出される。
(每当我看到我小时候的照片,眼前就会浮现出母亲的面容。)
②きれいな月夜になると恋人が思い出される。
(每当到了美丽的月夜,我就会(不由自主地)想起我的恋人。)
③母が編んでくれたセーターを着るたびに母の温もりが感じられる。
(每当我穿起母亲编织的毛衣时,我都会感受到母亲的温暖。)
日本百科小常识:日本可能是世界上姓氏最多的国家,据说数目可达12万左右。全体日本人都有姓氏是从1875年开始的,在此之前只限一部分人有姓。日本人的姓用汉字表示。中国人的姓大部分是一个字,日本人的姓一般是由一至三个字组成,如“林”“佐藤”“佐久间”。“林”读作“はやし”,“佐藤”读作“さとう”,“佐久间”读作“さくま”。也有的是几种读法并存,如“东”读作“ひがし”、“あずま”,“新谷”读作“しんたに”、“にいや”。
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