２２日のニューヨーク原油価格は、世界的な景気低迷への懸念の強まりなどを背景に売り注文が優勢となり、大幅に下落しました。 ２２日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、取引の指標となるＷＴＩの７月渡しが前の週に比べて２ドル６２ セント安い１バレル＝６６ドル９３セントで取引を終えました。 世界銀行が２００９年の世界経済の実質成長率について、戦後最悪になるとの見通しを発表したことを受けて、早期の景気回復への 期待が薄れ、エネルギー需要の低迷が長期化するとの懸念が広がったことから、売り注文が膨らみました。 さらに、株価の大幅な下落も重なって、一時、およそ３週間ぶりの安値をつけています。（23日09:58）

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