加藤清正が建てたとされる大分市の寺で１１日午前、火事がありました。寺に保管されている加藤清正に関係する貴重な資料などに被害はないということです。
１１日午前９時ごろ、大分市鶴崎の法心寺で、住職が住む「庫裏」という木造の建物から出火し、およそ３３０平方メートルの建物を全焼して、３時間半後に鎮火しました。
法心寺は１６０１年に加藤清正が建てたとされる日蓮宗のお寺で、加藤清正の直筆の文書など貴重な資料が保管されています。
「はっきりしたことはわからないんですけど、天井裏辺りから火が出ているということで。（Ｑ．加藤清正などの資料は？）大丈夫だと思います。この部分にはありませんので」（住職）
法心寺では１１日の午前中、この１年の無病息災や交通安全を祈願する、年に１度の荒行「水行会」が行われる予定で、境内には多くの参拝者が訪れていました。（11日13:42）
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