今年７月、北海道空知の栗山町で４人が死傷した飲酒・ひき逃げ事件の裁判で、懲役１２年を求刑された元農協職員の男に懲役７年の判決が言い渡されました。
道央農協の元職員、今村浩和被告（３５）は今年７月、北海道栗山町の国道で酒を飲んで車を運転して乗用車に追突し、栗山町の夫婦など３人を死亡させ、１人に重傷を負わせたうえ、現場から立ち去ったとして、飲酒運転やひき逃げなどの罪に問われています。
２２日の判決で札幌地裁・岩見沢支部は、「現場で警察官に申告しているから、報告義務は果たしている」と判断し、今村被告に懲役７年を言い渡しました。
判決に対して被害者の遺族は「こんなに刑が軽いのは納得がいかない」と声をつまらせました。(22日13:40)
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