沖縄の名護市長選で、普天間基地の移設に反対する稲嶺氏が当選しましたが、アメリカのクローリー国務次官補は２５日、普天間問題に関するアメリカ政府の立場は「変わらない」と述べました。
「鳩山総理はけさ、公の場で５月末までに決断すると再確認しましたし、（アメリカの立場は）変わらない」（クローリー米国務次官補）
クローリー次官補は会見で、名護市長選の結果によって、「普天間基地の移設に関するアメリカ政府の立場は『変わらない』」と述べ、引き続き、現行計画の受け入れを求めていく姿勢を示しました。
「（選挙結果で協議が）より複雑になるとは思わないが、新たな要素が加わったのは確かだ」（キャンベル米国務次官補）
一方、キャンベル国務次官補は、状況がより複雑になったとの見方をにじませた上で、来週、日本を訪問した際に、今回の選挙結果が日本政府の考えにどう影響を与えるのか協議したいと語りました。（26日10:40）
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