羽田空港の本格的な国際化を前に１３日、成田空港周辺の自治体と国などが協議会を開き、成田空港の年間発着回数を３０万回に拡大することで合意しました。
「成田空港の年間発着枠３０万回への拡大等について合意したことを報告する」（千葉県森田健作知事）
成田空港の発着回数拡大をめぐって行われた協議会で、国と千葉県、そして空港周辺の自治体などは、発着回数の上限を現在の年間２２万回からおよそ１．３倍の年間３０万回に拡大することで最終合意しました。
これは羽田空港の本格的な国際化によって危機感が強まり、地元自治体が騒音対策の充実などを条件に拡大を受け入れた形です。
この合意によって、成田空港会社は２０１４年度をメドに段階的に発着枠を拡大していくこととなり、空港会社の社長はＬＣＣ＝格安航空会社の専用ターミナル建設についても検討していることを明らかにしました。（14日01:37）
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