民主党・小沢一郎代表の資金管理団体をめぐる違法献金事件で、東京地検特捜部が来週以降、小沢代表本人を参考人として聴取する方向で、最高検や法務省などと調整を進めていることが分かりました。 この事件は、小沢代表の資金管理団体「陸山会」をめぐって、西松建設から違法な企業献金が行われたとされるもので、東京地検特捜部は、小沢代表の公設第一秘書で「陸山会」の会計責任者・大久保隆規容疑者(47)ら3人を逮捕しています。 陸山会への献金は、大久保容疑者からの要求を前社長の国沢幹雄容疑者(70)が了承する形で行われ、2つの政治団体を隠れ蓑に行われていました。献金総額は10数年で3億円にものぼるとみられています。 「国会議員がいっぱいいるけど、そいつらより大久保容疑者の方が偉い。金を集めるからじゃないの」(岩手県内の建設業者) 特捜部は、違法献金の実態解明には小沢代表本人から事情を聴くことが必要と判断、来週以降、小沢代表本人から参考人として事情聴取する方向で、最高検や法務省などと調整していることが分かりました。 特捜部は今回の違法献金を小沢代表が認識していたかどうかなどを聴くとみられ、西松建設をめぐる違法献金の全容解明を進める方針です。(06日11:24)
[日语原文]社会:小沢代表を来週以降 参考人聴取へ
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