兵庫県の井戸敏三知事が近畿ブロック知事会で、関西経済の活性化を議論した際、「関東大震災が起きたらチャンスだ」と発言しました。
11日に開かれた近畿ブロック知事会には、京都・大阪・兵庫など9府県が参加しました。
この中で、兵庫県の井戸知事は、「関西経済の活性化」について議論した際、「もし関東大震災が起きたらチャンスだ」と発言しました。その後、発言を撤回することなく、途中退席したということです。
「近畿ブロック知事会議という公の前で発言するのは、不適切発言ばかりやってる僕から見ても不適切だったのかなという風に思います」(大阪府・橋下徹知事)
「なんですか、きょうは」(兵庫県・井戸敏三知事)
この発言について、井戸知事は会見を開きました。
「震災が起きたらそれはチャンスということで申し上げたつもりはない。やはり、第二首都機能というものを関西できちっと引き受けていかなきゃいけない。そのことを関西の発展のきっかけにしていかなければいけない。そういう意味ではチャンスだといえばチャンス、という意味で申し上げたつもりなんです」「なんか釈然としないんだなぁ、どうしてなんか全然わかんない」(兵庫県・井戸敏三知事)
井戸知事は旧自治省出身で、2001年に初当選し、現在2期目です。阪神淡路大震災が起きた1月17日に毎年行われる式典では、主催者として挨拶しています。(11日21:28)
[日语原文]社会:兵庫県知事「関東大震災はチャンス」
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