メキシコやアメリカなどで感染が拡大している新型インフルエンザですが、中米のコスタリカでも感染が確認され、感染が確認された国は8か国になりました。また、メキシコの死者の数はあらたに7人増え159人に上っています。 スペイン通信によりますとコスタリカ政府は、28日、メキシコから帰国した21歳の女性が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表しました。 メキシコ以外の中南米諸国で感染が確認されたのは初めてで、これで、感染が確認された国は8か国になりました。アジアでは、まだ感染は確認されていませんが、韓国では28日、新たに5人が感染の疑いがあるとして、検査を受けました。5人はいずれもメキシコやアメリカから帰国したばかりでした。 韓国では、他にも女性1人が感染の疑いが濃厚な「推定患者」に指定されています。 一方、アメリカの感染者は増え続けていて、これまでに68人の感染が確認されています。ニューヨークではこれまでに感染者が確認された高校とは別の複数の学校でも新型インフルエンザの疑いがある症状を訴える生徒が相次ぎ、その数は数百人に上っています。 「今後さらに多くの感染者や死者が出る可能性がある」(アメリカ国土安全保障省ナポリターノ長官) こうした中、アメリカのナポリターノ国土安全保障長官は28日の記者会見でこのように述べ、今後、事態が深刻化していくとの認識を示しました。(29日11:39)
[日语原文]国际:新型インフルエンザ、感染確認8か国に
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