１２日、長崎市で７歳の男の子が送電用の鉄塔から転落し、意識不明の重体となっています。鉄塔の周囲には、防護柵などはありませんでした。
小学生が転落したとされるこちらの鉄塔は、住宅街の中にあり、周りにフェンスのようなものはなく、誰でも簡単に侵入することができます。
１２日夕方、長崎市中里町にある高さ２７メートルの鉄塔から小学１年の男子児童が転落。男の子は全身にヤケドを負い、現在も意識不明の重体です。
電力会社の記録から、男の子は２０メートルと１８メートルの高さにある６万ボルトの高圧線に触れ、感電したと見られています。
鉄塔には登れないようにするための鉄枠はありましたが、防護柵はありませんでした。
「お子様がどのような形で登ったのか、判明次第、対策を考えていきたい」（九州電力長崎支店広報・倉本大伸副長）
警察は、事故の可能性が高いと見て、詳しい状況などについて調べています。（13日11:44）
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