事件の犠牲になった方々の告別式が、12日も各地で営まれています。
武藤舞さんの告別式は、武藤さんが通っていた東京芸術大学のキャンパスからほど近いお寺で、午前10時から始まりました。
朝から冷たい雨が降り続いていますが、友人や恩師ら大勢の人たちが悲痛な表情を浮かべながら会場へと入っていきました。
「何も言葉が出てこない」「本当に残念だったろうなって。彼女が悪いことしたわけでもないのに」(参列者)
11日の通夜は、音楽が好きだった武藤さんのために、バイオリンなどの生演奏が行われました。12日も友人らが、武藤さんが好きだった歌を歌うなどして、冥福を祈るということです。
また、埼玉県の会社員、宮本直樹さん(31)の告別式も、さいたま市内で行われています。親族の男性は、「日が経つにつれ、憤りが増してきている」と、話していました。
7人が犠牲となった今回の事件。現場となった秋葉原の交差点でも、今も花束や飲み物などを手向ける人たちの姿が絶えません。(12日11:30)
[日语原文]社会:武藤さんと宮本さん、告別式営まれる
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