出会い系サイトなどの有害サイトにアクセスできないようにする「フィルタリングサービス」を、携帯各社が本格的にスタートさせました。しかし課題も残ります。
東京を中心に活動する「チャンプサッカークラブ」。練習時間など選手たちへの連絡は、すべて携帯電話の掲示板サイトで行っています。しかし、有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」が原因で、今後、この掲示板が使えなくなる可能性があるのです。
出会い系サイトなどをきっかけとした事件が相次いでいることから、総務省は未成年に対するフィルタリングの導入強化を携帯各社に要請。
「有害サイトにアクセスできないようにするのが、一番の対策、即効的に対応できる対策だろうと取り組んでいるところです」(NTTドコモコンテンツ&カスタマ部、田野弘担当部長)
フィルタリングで接続が制限されるのは出会い系やギャンブルなど特定分野のサイトですが、どの分野を接続できなくするかは携帯会社が決めています。ただ、その分野への接続が一律に制限されるため、有害でないサイトも見られなくなる可能性が出てきたのです。
365日体制でインターネット上のサイトをジャンル別に分類しているネットスター株式会社では、サイトを73の分野に分類。携帯各社はこのデータを基に、接続できない「分野」を決めています。
この会社によりますと、チャンプサッカークラブの掲示板は「レンタル掲示板を利用しているので、『分野』としては掲示板の分野になる。この掲示板は見られなくなる」ということです。現状では、連絡用掲示板もチャットなどと同じように規制対象として分類されてしまうのです。
こうした事態に子どもたちは・・・
「(練習時間が)変わった時、1回1回コーチに連絡しなきゃいけないから大変」
ソフトバンクでは他社に先行して1月から取り組みを開始。新規契約者に対し、申し出がない限り、原則、指定した分野を見られなくしています。KDDIやNTTドコモも1日から取り組みを強化し始めました。
「自分の子がというと心配がないので。規制があったほうがいいんじゃないかと思います」
「自由にして欲しい」
「全部ゼロになるのは、ちょっと困るかも知れない」(利用者)
「今後、このままのサービスで良いのかどうか、実際ご利用になる方のニーズを把握しながら、サービスについて変えていかなければならないのかなと考えております」(ソフトバンクモバイルCSR推進課、石原友信課長)
業界団体では、分類や運用の基準を決める第三者機関の設置に動き始めました。
「現状ですとフィルタリングを入れて全て終わりという形になっていますけど、実際にどういう形で活用していくかをきちんと関係者を含めて議論していかないと、フィルタリングだけでは解決しない」(モバイルコンテンツフォーラム、岸原孝昌事務局長)
子どもを有害サイトから守る一方で、コミュニケーションの道具をどう使いこなしていくか。今後、利用者も含めて、運用のあり方を探っていくことになります。(01日15:21)
以上是日本留学网https://riben.m.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语原文]经济:有害サイト防止、携帯各社が新サービス》文章,恭祝大家考试顺利通过!
[日语原文]经济:有害サイト防止、携帯各社が新サービス
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