国会です。衆議院予算委員会２日目、二次補正予算の内容を中心に質疑が行われています。
自民党の茂木幹事長代理は、政府が提出した二次補正予算案について、自公政権時代に提出し民主党が反対したものと同じではないかと質しました。
「我々の１次補正のコピー。そして１次補正に民主党、大反対してきたのに、自分たちが政権を取ったら、どうして同じことをやられるんですか」（自民党・茂木敏充衆院議員）
「項目は似ているというのは、状況認識は共通であっても、中身がさっき言いましたように、相変わらず、施設とかそういうコンクリートに重点を置くのか、そうでないとかということで、歳出の中身が変わってるわけですから。当然、変わったものを出したのは当然のことです」（菅直人財務相）
また、政府の成長戦略が不十分だとの指摘に対して、菅大臣は、「現在の景気の低迷を招いた責任は、公共事業偏重の政策をとってきた皆さんにある」と述べて、自民、公明政権時代の対応を非難しました。
また、このあと質問にたった自民党の小池百合子元防衛大臣は、ハイチの地震への救援活動について、地震国日本の対応が遅かったのではないかと政府の対応を批判しました。
補正予算案は来週月曜日に採決される見通しですが、野党側は、引き続き「政治とカネ」の問題について集中審議や参考人招致を求めていく構えです。（22日11:17）
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