第２次世界大戦の開戦から７０年となる１日、犠牲者を追悼する式典がポーランドで開かれました。
式典はポーランド北部のグダニスクで開かれ、およそ３０か国の代表が出席しました。
第２次大戦は７０年前の１９３９年９月１日、ナチス・ドイツがポーランドに砲撃を加えたのをきっかけに開戦し、２週間後、ソビエトも侵攻しました。
式典でドイツのメルケル首相は、「ドイツ軍の侵攻はヨーロッパ史上、最も悲劇的だった」と謝罪した上で、「ヨーロッパは恐怖の大陸から、平和と自由の大陸に変わった」と述べ、５０００万人以上といわれる犠牲者を追悼しました。
また、ロシアのプーチン首相は、式典の前にポーランドのトゥスク首相と会談し、「検証すべき歴史問題がある」と指摘、ポーランド側が求めているソビエト軍による大量虐殺「カチンの森事件」の資料公開について、前向きな姿勢を示しました。（02日10:35）
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