愛媛県新居浜市の土地区画整理事業をめぐって、移転の補償金をだまし取ったとして、県警はマンションの所有者や暴力団関係者を詐欺の疑いで逮捕し、25日朝から関係箇所を家宅捜索しています。
逮捕されたのは、愛媛県新居浜市の会社役員、水野幸茂容疑者(51)や暴力団関係者ら合わせて3人です。
調べによりますと、3人は共謀し、解体が決まった水野容疑者のマンションに元暴力団組員が入居したように装い、市から1人75万円の移転補償金をだまし取った疑いが持たれています。
水野容疑者は、2000年から新居浜市が設置した審議会のメンバーとして、区画整理に関する意見を市に述べる立場にいました。
土地区画事業をめぐる補償金詐欺事件の摘発は、全国で初めてで、被害総額は合わせて3200万円に上る見通しです。(25日09:45)
[日语原文]社会:移転補償金詐取、所有者ら3人逮捕
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