１９６１年３月の名張毒ぶどう酒事件で、最高裁は、死刑囚の再審請求を認めなかった名古屋高裁の決定を取り消し、審理を高裁に差し戻す決定をしました。
この事件は、三重県名張市の公民館で女性５人が農薬入りのぶどう酒を飲み死亡したもので、奥西勝死刑囚は１９７２年に殺人などの罪で死刑が確定しました。
名古屋高裁は一旦は再審開始を認めたものの、その後、取り消し、奥西死刑囚側が最高裁に特別抗告していました。
最高裁は、６日までに奥西死刑囚側が示した５つの証拠のうち、４つは「無罪を言い渡すべき新しい証拠に当たらない」と判断した一方で、毒物については「科学的知見に基づく検討をしたとは言えず、誤りがある疑いがある」として、名古屋高裁に審理を差し戻す決定をしました。これにより、今後、再審開始の可能性も出てきました。（06日13:30）以上是日本留学网https://riben.m.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《『日语阅读』社会:名張毒ぶどう酒事件、最高裁が差し戻し》文章，恭祝大家考试顺利通过！