仮釈放を認めない終身刑の創設を求めて、全国をバイクで回り署名活動を続けるイタリア出身の犯罪被害者の男性が、およそ１万２０ ００人分の署名を森英介法務大臣に提出しました。 終身刑を求めるおよそ１万２０００人分の署名を提出したのは、イタリア出身のストッキ・アルベルトさん（５３）です。署名の提 出は３回目で、のべ９万２０００人分となりました。 ストッキさんは５年前、宮崎市内の自宅に侵入してきた男に放火され、４６歳の妻と１２歳の二女を殺害されました。 男は殺人の罪などで無期懲役が確定しています。 「無期懲役と終身刑は大きな違いがある。我々には守るべき法律がある。違反した場合は責任をとらねばならない」（ストッキ・ア ルベルトさん） ストッキさんは署名を提出した後にこのように述べて、今後も署名活動を続けることを明らかにしました。（29日20:51）

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