政府は来年度の予算編成で、成長戦略やマニフェスト実現に充てるための「特別枠」について、各省庁の予算要望を順位付けする「評価会議」を設置しました。
「パフォーマンスするつもりは全くなくて、今まで予算編成のプロセスがほとんど見えなかったわけですけど、それをできる限り公開するという中で行っていく」（玄葉光一郎国家戦略相）
評価会議の座長に就任が決まった玄葉国家戦略担当大臣は、このように述べるとともに、特別枠で各省庁が要望している総額およそ３兆円を「政策コンテスト」によって２兆円程度に絞り込む考えを強調しました。
評価会議は１３日、初会合を開き、現在進めている国民からの意見募集も踏まえ、１２月上旬をメドに取りまとめを行う方針です。「特別枠」は、各省庁が「一律一割削減」で生み出した１兆円を超える財源を成長分野に重点配分するもので、菅政権の目玉政策として注目されています。（12日12:49）
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