マイケル・ジャクソンさんの死をめぐって、アメリカのメディアが、原因だとあげているのが「デメロール」という鎮痛剤です。しか し、担当の医師側は「死の直前にデメロールを注射したことはない」と報道を否定しています。 「世界は彼に何が起きたのか、知る必要があります」（ファン） 「誰かの悪意ある行為で亡くなったのであれば、それは調査されるべきです」（ファン） 焦点となっている死因に関する動きです。ジャクソンさんは２５日、自宅のベッドで呼吸が停止した状態で発見されましたが、ロサ ンゼルス市警はその場に居合わせた専属の医師・マーレー氏から事情を聴いています。 アメリカのメディアは、マーレー医師がジャクソンさんの背中の痛みを取り除くために強い鎮痛剤「デメロール」を注射したのが原 因ではないかと報じていますが、弁護士はマーレー医師が死亡前に「デメロール」を注射したことはないと否定しているということで す。弁護士は「マーレー医師は被疑者として聴取されているのではない」ことを強調しています。 「これは殺人捜査ではありません。警察はジャクソンさん死亡の事実関係を調べているのです」（マーレー医師の弁護士、２８日） ニューヨークポスト紙はジャクソンさんが「デメロール」を含む９種類の薬を併用していたと報じています。ジャクソンさんの家族 も何が原因なのか、マーレー医師から直接会って話を聞きたいとしています。（29日11:33）

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