元タレント、押尾学被告の裁判員裁判は１７日午後、判決が言い渡されます。双方の主張が真っ向から対立するなか、裁判員が下す判断に注目が集まっています。
押尾学被告は去年８月、東京・六本木ヒルズのマンションで田中香織（当時３０）さんとともに合成麻薬・ＭＤＭＡを飲み、田中さんが錯乱状態になったにもかかわらず放置して、死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われています。
逮捕後の押尾被告は、長期間にわたって弁護人以外とは会うことができない「接見禁止」の状態でしたが、いまは家族らと面会ができるようになり、ここ数日は東京拘置所に送られてきたファンレターに目を通すなどして過ごしたとみられます。
裁判の最大の争点は「田中さんの命を救えたかどうか」で、裁判員がどのような判断をするか注目されます。検察側は懲役６年を求刑していて、判決は１７日午後３時に言い渡されます。（17日10:54）
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