マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が、東芝と協力して次世代の原子炉の共同開発を検討していることがわかりました。
次世代の原子炉について東芝と共同開発を検討しているのは、ビル・ゲイツ会長が資金を支援しているアメリカの原子力ベンチャー「テラパワー」です。
現在、世界で最も多く稼動している軽水炉では数年ごとに核燃料の交換が必要ですが、両社が開発を進めている高速炉は燃料のウランがゆっくり燃焼するため、長い期間、燃料を交換せずに発電が可能になるということです。
ビル・ゲイツ会長とテラパワーの幹部は去年１１月に東芝の研究施設を視察、すでに両社は技術協力の検討を始めています。
実現した場合、核燃料を交換せずに最長１００年間の連続運転が可能となる見通しで、管理や保守が軽減されるため新興国への輸出の需要も見込めるということです。（23日13:08）
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