群馬県桐生市で小学６年生の女の子が自殺してから２３日で１か月が経ちました。市の教育委員会などの調査で、いじめの背景に女の子のクラスが「学級崩壊」の状態にあったことが分かり、今後、教育委員会はサポートチームを作るなど対策をとる方針です。
群馬県桐生市の小学６年生・上村明子さん（１２）は先月２３日、自宅で首を吊って自殺しているのが見つかりました。
市の教育委員会は学校側の調査をもとに報告書をまとめましたが、それによりますと、明子さんのクラスは今年の１学期から落ち着きのない児童が目立ち始め、次第に一部の児童が担任に暴言を吐くなど授業にならないこともあり、「学校のルールが守れない状態だった」ということです。
また、明子さんは給食の時に１人ぼっちになっていましたが、報告書では、給食のグループ分けについて担任が具体的な指示を出さなかったため、好きな人同士で固まっていて、その結果、明子さんは１人で給食を食べるようになり、その後、学校を休むようになったとしています。
市の教育委員会は今後、学校や保護者などから、いじめの連絡があった場合、それぞれのいじめごとにサポートチームを作るほか、来月から学校に配置しているカウンセラーを２人から７人に増やす方針です。
桐生市教育委員会は「いじめ対策を実行することで、児童が自殺するような事態が二度と起きないようにしたい」としています。（23日12:21） 想进一步学习的童鞋可以通过连接下载该视频：http://news.neworldedu.org/UploadFiles/20101123162157787.asx
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