[日语原文]社会:がれきの中の「絆」探し、宮城・南三陸町

2011-06-14 09:07:59 日语写真

シリーズ明日へ。宮城県の南三陸町では、ボランティアが拾い集めた写真や位牌が公開されています。被災した人たちは、がれきの中から生きた証を探し続けています。
宮城県南三陸町の廃校となった中学校。床に広げられた写真を見つめる多くの人の姿がありました。
「お父さんとお母さんだ。新婚旅行、四国に行ったって言ったから、多分、お父さんとお母さん」(女性)
1枚の写真が記憶の絆をつなぎとめます。がれきの中からボランティアが拾い集めた思い出の品々。その数、実に10万点以上。
「茶室からきっと流れてきたんですよね」(田中郁子さん)
津波で流された家族の写真を取り戻した田中郁子さん。長男のアルバムは見つかりましたが、津波で亡くなった24歳の二男の幼いころの写真が見つかりません。
「おなかの中にいるのが二男ですね。長男しか写っていないですね」(田中郁子さん)
この日は2時間ほど写真の海を漂いました。しかし、結局、二男の写真は出てきませんでした。
「形だけでも葬儀をしてやろうかなと思っていますので。それまでに小さなころの写真が見つかったらなという思いで、きょうはやって来たんです」(田中郁子さん)
「何回でもここに通う」。そういい残し田中さんは会場を後にしました。
「写真あった。私の結婚式」(佐藤アツ子さん)
一方、息子と写真を探しに来ていた佐藤アツ子さん。結婚式や子どもたちの写真が数多く見つかりました。早速、持ち帰った写真を家族で囲みます。
「いっぱいあったね。おうちだ」(佐藤アツ子さん)
2年前に建てた家。津波で完全に破壊されました。残ったのは家の基礎部分と住宅ローンだけ。
「諦めでしょうね。うちだけ流されたなら、ああと思うが、周りみんななので、どうしようもない」(アツ子さんの息子・佐藤宏さん)
震災前の日常の記憶と、突きつけられた現実。しかし、佐藤さんの気持ちはすでに前へと向かっています。
「なってしまったものはしようがないので、後ろ見ててもしようがない」(佐藤宏さん)
津波や泥の中からすくい上げられた記憶の断片。被災した人たちが、わずかな光を頼りに前を向くきっかけを探しています。(06日16:35)

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