再び現れたアザラシの「あらちゃん」。地元の埼玉県志木市は、大変盛り上がっています。一方、ネット上では「うどん県」に改名するという香川県のビデオが話題になっています。自治体のPR戦略を追いました。
川岸のブロックでくつろぐアザラシ。埼玉県志木市の荒川で話題となっている「あらちゃん」が、住民登録されました。
「志木あらちゃん。平成23年10月17日付けで志木市民と認め、ここに特別住民票を交付します」(志木市広報主幹・中村修さん)
看板に掲げられた住民票。「志木あらちゃん」と命名され、住所は「秋ヶ瀬取水堰」となっています。
「この機会に、全国に志木市を知っていただければと思います」(志木市広報主幹・中村修さん)
「志木はあまり話題がないので、テレビで(放送)したら全国区になる」(志木市民)
市から大きな期待を背負った形の「あらちゃん」。地域経済に詳しい関西大学大学院の宮本教授は・・・。
「意図しないで突発的に出てきた場合の効果は非常に大きい、人の心を打つ。もうひとつは、意図したイベントと比べると全くコストをかけていないから、コストに対して大きな効果が期待できる」(関西大学大学院・宮本勝浩教授)
9年前から多摩川などに姿を見せた「たまちゃん」のPR効果について、当時、横浜市にあった京浜工事事務所の担当者は、広告費に換算した場合、84億円になるとの試算を出したこともあります。
「あらちゃん」を見ようと集まる人たち目当てに、「あらちゃん弁当」や「あらちゃんメンチカツ」など、便乗商品も登場しています。
自治体のPR戦略で最近、話題となっているのが、香川県出身の俳優らが出演し、香川を「うどん県」に改名するというユニークなプロモーションビデオです。インターネット上で公開したところ、アクセス数が36万件を突破。驚くほどの大反響に、香川県民は・・・。
「四国って言われたら、絶対『香川』って忘れられがちやん。うどん県だったら覚えてもらえるかもしれへんし」(香川県民)
「うどん県」というインパクトあるネーミングにばかり目が行きがちですが、PRの合言葉は、「うどん県。それだけじゃない香川県」。
「オリーブをエサに育てた讃岐牛を、『オリーブ牛』と呼びます」(ナレーション・高畑淳子さん)
香川県産のオリーブで育てたオリーブ牛のフィレ肉を使った料理に、オリーブハマチのタルト、プロモーションビデオと連動してうどん以外の特産品を味わってもらおうと、県は12月から東京都内のレストランでイベントを企画しています。
「まだ香川県以外のところで(オリーブ牛などは)出回っておりませんでしたので、今回のビデオが知っていただけるきっかけになったかと思います」(香川県東京事務所・北條ひとみさん)
自治体のPR戦略が今後、成功する秘訣はどこにあるのでしょうか?
「まず名前を知っていただくというのが非常に大事だと思います。(地域が)さびれちゃったから私たちの住んでる所はダメだねって諦める必要はないわけで」(関西大学大学院・宮本勝浩教授)
昔からあったうどんに、突然現れた「あらちゃん」。どう活用するかは、自治体にかかっています。(18日16:58)
想进一步学习的童鞋可以通过连接下载该视频:http://news.neworldedu.org/UploadFiles/2011101985650454.asx
以上是日本留学网https://riben.m.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年10月日语能力测试的《[日语原文]社会:「あらちゃん」「うどん県」自治体の戦略は》文章,恭祝大家考试顺利通过!