問題1:次の(1)~(6)の文は、a、bの例文のうちどちらにあたりますか。
a:張さんは手紙を書いています。
b:あそこに財布が落ちています。
(1)父はさっきから本を読んでいます。 ( )
(2)銀行は閉まっています。 ( )
(3)ドアに鍵がかかっています。 ( )
(4)鈴木さんは隣の部屋で待っています。 ( )
(5)雨がザーザー降っています。 ( )
(6)申さんも研修会に来ていたそうです。 ( )
答 (1)a, (2)b, (3)b, (4)a, (5)a, (6)b
aは「動作・作用の進行(継続)」を表しています。この時、「継続動詞」、つまり、ある時間継続して行われる動作・作用を表す動詞が使われます。例えば、「書く」「話す」「笑う」「泣く」「歩く」「流れる」などです。話し手の眼前のことを表すことが多いです。
bは「結果の存続;状態」を表しています。「死ぬ」「倒れる」「消える」「(電気が)つく」など、瞬間的な動作;作用を表す「瞬間動詞」が使われます。動詞の持つ意味によって使い方が異なってきます。応用篇
「vている」の用法について、もう少し細かく分ける方法もあります。
問題2:次の(1)~(14)はa~gのどれにあたりますか。考えてみてください。
a.動作・作用の進行(継続)/b.結果の存続・状態
c.習慣、繰り返し/d.経験
e.主体の状態・性質/f.職業/g.完了
(1)近藤さんはコンピューター会社に勤めています。( )
(2)張先生は今、事務室でお客様と話しています。 ( )
(3)香港は港としての条件に恵まれていました。 ( )
(4)あっ、蠦が死んでいる。 ( )
(5)祖父は毎朝、公園を散歩しています。 ( )
(6)会議はもう始まっていました。 ( )
(7)子供の時、いろいろな夢を持っていました。 ( )
(8)桜の花が風に吹かれて吹雪のように散っている。( )
(9)桜の花が一面に散っている。まるで絨毯のようだ。( )
(10)あの子は母親と顔がよく似ている。 ( )
(11)私が李さんを紹介しようとしたら、ほかの人がもう紹介していました。 ( )
(12)ワールドカップでブラジルは、8年前にも優勝しています。 ( )
(13)テレビのアナウンサーをしている相原さんです。( )
(14)1ヵ月平均500人の人が交通事故で死んでいます。( )
答 (1)f, (2)a, (3)e, (4)b, (5)c, (6)g, (7)d, (8)a, (9)b, (...