千葉大学女子学生殺害・放火事件で、公開された画像について「自分だ」などと供述している４８歳の男は、逮捕された容疑以外にも、千葉県内で発生した女性をねらった複数の強盗事件などに関与している可能性が高いことが新たに分かりました。
この事件は今年１０月、千葉県松戸市のマンション一室の焼け跡から、千葉大学４年の荻野友花里さんの遺体が見つかったものです。
警察は、荻野さんのキャッシュカードを使った男の画像を公開していますが、先月、別の強盗強姦未遂事件で逮捕された４８歳の男が、「公開された画像の男は自分だ。現金を引き出したのも自分だ」などと供述していることが分かっています。
捜査関係者へのその後取材で、今年９月から先月にかけて、千葉県内で同じような手口の女性宅をねらった強盗事件などが、およそ１０件起きていましたが、このうちの複数の現場に残された遺留物のＤＮＡ型が、この男のものと一致していることが新たに分かりました
また、男は７年前にも神奈川県で女性宅に侵入した強盗傷害事件で逮捕されて服役し、今年９月に出所していました。
「女性が逃げてきて、『助けてくれ』と。犯人はそこの階段のところを転がりおちて逮捕された」（当時の事件の目撃者）
一方、男は荻野さんのキャッシュカードの入手方法については、「拾った」「自分は出し子」などと、あいまいな供述をしているということです。（01日11:13）
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