鹿児島県阿久根市で２９日、５か月ぶりに定例議会が開かれました。市政運営をめぐって竹原信一市長と議員との対立が続く中、議会は冒頭から紛糾しています。
２９日の開会本会議では、冒頭で反市長派議員が竹原市長が議会を開かずに行ってきた副市長人事などの専決処分について、片山総務大臣や県知事も専決処分の違法性を指摘しているなどとして、専決処分の是正と副市長として議場に座る元愛媛県警警察官、仙波敏郎氏の退席を求める決議を出しました。
「（副市長の）今議場からの退席を強く求める」（反市長派議員）
この後、市長派と反市長派との激しいやりとりがあるなど、議会は紛糾しています。竹原市政をめぐっては、市長のリコール・解職請求に同意する署名が過半数に達しており、１１月にもリコールの住民投票が行われる見通しです。（29日11:43）
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