深刻な自動車の販売不振から業績が悪化している日産とホンダは、来年春入社の新卒の採用を大幅に絞り込むことになりました。 日産は来年４月入社の新卒採用を、今年の５８２人から大幅に減らし、数十人程度に抑える見込みです。 日産は全世界で２万人の従業員を削減する方針ですが、新卒採用を大幅に絞り込むことによって、定年退職による自然減と合わせて人員削減を進めたい考えです。 一方、ホンダは、大卒と高卒を合わせた新卒採用を今年の１４９０人から来年４月は８９０人に減らすと発表しました。１０００人を割り込むのは、２００６年度以来、４年ぶりとなります。 深刻な自動車の販売不振と円高の影響で、今年３月期の決算ではホンダは大幅な減収減益、日産は２６５０億円の最終赤字に陥る見通しです。（12日12:52）
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