『日语学习』国际:トヨタ社長、米議会の公聴会で謝罪
トヨタ自動車の大量リコール問題で、豊田章男社長がアメリカ議会の公聴会に出席し、トヨタ車の事故が相次いだことについて謝罪する一方で、急加速の原因と指摘されている電子制御システムについては、設計上は問題ないと述べました。
豊田社長に対する質疑は、なんと3時間以上にも及びました。
「リコールに至った品質問題を、結果として引き起こしたことを残念に思いますし、起きた事故に対しては深く謝罪します」(トヨタ自動車・豊田章男社長)
宣誓の後、豊田社長はまず、「人や組織が育つスピードを超えた成長を追求したことを真摯に反省する」とかえりみた上で、このように謝罪しました。その上で、「すべてのトヨタ車には私の名前が入っている」という表現を使って、今後、安全優先の体制づくりに全力を挙げると誓いました。
質疑では、急加速の原因として疑われている電子制御システムに質問が集まりました。
「私ども徹底的に何をやっても再現するような指示のもと、いろんな再現テストを昨日までやってきていますが、今までトヨタ社内でやってきた限り、問題はございません」(トヨタ自動車・豊田章男社長)
豊田社長はこのように、問題はないとの立場を示し、北米トヨタの稲葉社長は、「個人的には100%信頼している」とまで述べました。
一方、もう1つの焦点の急加速の問題を、いつ知ったのかという点については、豊田社長は、「私個人が知ったのは去年の末だ」と答えたものの、会社として把握した時期については具体的な言及を避けました。
「私はあなたの証言には満足していません。率直に言いますが、亡くなった方々に対して償いの気持ちが表れていません」(カプター議員)
今後の取り組みという、いわば一般論を繰り返す豊田社長に対し、具体的な事実の確認を求める議員との間のやりとりは、通訳が入ったこともあって、スムーズとは言えず、議員の間にはいら立ちの表情も見てとれました。
疲れた表情で議会を後にした豊田社長でしたが、その後、ワシントン市内で、トヨタのディーラーや工場の従業員らおよそ120人との対話集会に臨みました。
「公聴会では私は孤独ではなかった。アメリカ、そして世界中にいる仲間たちが、私と共にいるからです」(トヨタ自動車・豊田章男社長)
「我々は100%、あなたを支持する」(ディーラー代表)
正念場の公聴会を終えて感情がこみ上げた豊田社長。公聴会での率直な反省の言葉には一定の理解が得られたものの、質疑を通じて逆に急加速の謎が深まったこともあって、北米に進出して以来、50年経ったトヨタの歴史の上での最大の危機をこれで乗り切れたかどうかは、まだ予断を許さない情勢です。(25日11:35)
以上是日本留学网https://riben.m.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《『日语学习』国际:トヨタ社長、米議会の公聴会で謝罪》文章,恭祝大家考试顺利通过!
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