７日、ニューヨーク市場で一時１ドル＝８２円１１銭まで上昇した円相場。８日朝の東京市場でも８２円台前半での取引が続いています。
７日のニューヨーク市場では、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時、１５年４か月ぶりの水準となる１ドル＝８２円１１銭まで円高が進みました。
Ｇ７＝先進７か国財務大臣・中央銀行総裁会議を９日に控えていることや、各国がいわゆる『通貨安競争』を繰り広げるなかで、「日本は単独の為替介入に踏み切れないだろう」という見方が広がっています。
「為替市場の動向についてコメントは差し控えたい」（日銀・白川方明総裁）
「必要なときには介入も含めて断固たる措置を取るというのは、Ｇ７の前後であろうと関係なく基本的な姿勢」（野田佳彦財務相）
足元の円高について、野田財務大臣は８日朝、このように述べ、改めて必要な時には介入も含めた措置をとる考えを強調しました。（08日11:02）
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