警視庁玉川警察署の27歳の男性巡査長が、拘置中の男に対して自分の携帯電話を貸すなどしたうえ、「公になったらクビになる」などと脅されて、現金500万円を提供していたことがわかりました。 警視庁によりますと、玉川署の留置係を担当する27歳の男性巡査長は先月初め、署の拘置施設で私用の携帯電話を使っているところを、強盗傷害の罪で拘置中の小宮生嗣容疑者(21)に見られ、「公になったらクビになる」などと脅され、口外しないことを条件にタバコを提供するなどしました。 また、小宮容疑者に自分の携帯電話を貸して、数十回にわたり外部との通話やメールをさせていました。さらに、小宮容疑者に脅され、現金500万円を郵送したということです。 警視庁は3日、恐喝の疑いで小宮容疑者を逮捕、調べに対し「自分は恐喝していない。受け取った金は知り合いから受け取った現金の一部だ」と供述しているということです。 一方、警視庁は「著しい勤務規律違反行為をしたことは誠に遺憾で、今後、捜査・調査の結果をふまえ、厳正に対処したい」とコメントしていて、男性巡査長を懲戒処分する方針です。(03日11:27)
『日语学习』社会:拘置の男に脅され警官500万円郵送
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