世界的な株安を受けた28日のニューヨーク株式市場は、売り買いが交錯し、結局、52ドル余り値上がりして取引を終えました。
ニューヨークダウ平均株価は28日、一時、130ドルを超える値上がりとなりましたが、その後、一進一退の値動きとなり、結局、前日より52ドル39セント高い1万2268ドル63セントで取引を終えました。
株安の引き金となった上海市場の総合株価指数が反発したことで、中国経済の先行きに対する懸念が和らいだこと、さらに、FRBのバーナンキ議長が議会で証言し、「市場は正常に機能している」「アメリカの景気見通しに変化はない」と強調したことが、株価を押し上げる要因になったものとみられています。
しかし、史上7番目の下げ幅を記録した前日の急落のショックは消えておらず、28日も売り買いが交錯する中で、一時は30ドル以上、下げる場面も見られるなど、さらなる株安への警戒感は残っていて、景気の先行きに慎重な見方も出ています。(01日09:18)
『日语学习』经济:NYダウは反発、上げ幅は52ドル
分享