準大手ゼネコン西松建設の外為法違反事件に絡み、東京地検特捜部は、小沢一郎民主党代表の資金管理団体へ家宅捜索に入りました。 東京地検特捜部は、先ほど５時１０分頃、東京・赤坂にある小沢代表の事務所が入っている建物に入りました。捜索には、特捜部の係官７人が入りました。 東京地検特捜部は去年６月、西松建設が海外の工事で捻出した多額の裏金を国内に無申告で持ち込んだ外為法違反の疑いで捜索。その後、組織的に裏金を捻出し、国内に持ち込んでいたとして今年１月、副社長だった藤巻恵次被告（６８）、社長だった国沢幹雄被告（７０）ら会社のトップらを相次いで逮捕しました。 裏金の一部は、西松建設の子会社やＯＢが代表を務めていた政治団体を通じて政界に広く献金されていました。 今回、特捜部は、小沢代表の資金管理団体の関係者が、実際は西松建設の資金と知りつつ、ＯＢが代表を務める政治団体から献金を受け取っていたとみて、捜査に乗り出した模様です。（03日17:20）
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