合成麻薬ＭＤＭＡを使用したとして、逮捕・起訴された俳優の押尾学被告の初公判が東京地裁で開かれています。東京地裁前からの報告です。
押尾被告は法廷に入ると大きく一礼し、傍聴席と目を合わせないようにうつむき加減で被告人席につきました。職業を聞かれるとやや小さな声で「無職です」と答えました。
押尾学被告の初公判は午後１時半から東京地裁の４２５号法廷で始まりました。
押尾被告は、今年８月に東京・港区六本木のマンションの一室で合成麻薬ＭＤＭＡを使用したとして、麻薬取締法違反の罪に問われています。
押尾被告は名前を聞かれると「押尾学です」とはっきりとした口調で答え、職業を問われると「無職です」と答えました。
左手にはガラスの数珠のようなものを巻いている押尾被告。罪状認否では、「まちがいありません」と述べて起訴内容を認めました。
押尾被告は髪を短く刈り込み、保釈された時と比べてかなり白髪がめだちました。
午後１時半過ぎ現在は検察側の冒頭陳述などが行われているものとみられます。
押尾被告の事件は、マンションの部屋に一緒にいた３０歳の女性が死亡しているのが見つかったことから発覚しました。
女性の死を巡っては警視庁が保釈後、押尾被告から女性が死亡したことについて任意で事情聴取を受けていて、こうした点について、押尾被告が何を語るのか、それとも語らないのかなども注目されます。
裁判は午後３時半ごろに終わる見込みですが、今回の裁判で結審する可能性が高いということです。（23日13:45）
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