緊急援助隊を派遣していた日本は、20日午後にも医療チームを派遣する見通しですが、大地震の発生から一週間がたって、被害の広がりの背景に否定できない「人災」の可能性も見えてきました。
今回の大地震を取材して1週間がたちました。おびただしい犠牲の背後には、いくつもの「人災」があるというのが実感です。
一つは、建物の耐震性の驚くべき低さです。法律で耐震基準が決まっていますが、実際はほとんど守られていません。私が取材した中学校の倒壊現場では、鉄骨などは見当たらず、床が全部抜けていました。素人目にも「ずさんな工事」が当局の監視をすり抜けているわけです。
もう一つは、外国からの人的支援受け入れの遅れです。最初に入った日本の緊急援助隊でも、地震発生から5日目でした。援助隊は生存者を1人も救出できないまま、19日、無念の帰国を決めています。
しかし、こうした中国政府の対応の問題点について、メディアはほとんど触れていません。報道するのは国民の愛国心に訴える「奇跡の救出劇」などの美談ばかりで、違和感を覚えずにはいられません。
今、被災地では、感染症の拡大など深刻な課題に直面しています。厳しい現実に真正面から向き合い、これ以上「人災」が広がらないように対策を講じてほしい。そう願ってやみません。(19日21:55)
以上是日本留学网https://riben.m.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《『日语学习』国际:地震被害拡大、「人災」の可能性も》文章,恭祝大家考试顺利通过!
『日语学习』国际:地震被害拡大、「人災」の可能性も
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