朝鮮半島の核問題をめぐる６か国協議の再開について話し合うため、韓国に続いてアメリカのボズワース特別代表も、北京入りし、今後のプロセスについて意見交換が行われました。
「今後の再開について武大偉特別代表と有益な意見交換を行いました」（ボズワース米特別代表）
アメリカのボズワース特別代表は、６か国協議の議長国・中国と北朝鮮側とのこれまでの接触を踏まえたうえで６か国協議の「早期再開で一致」したとしながらも、具体的な再開の見通しについて触れることは避けました。
また、米朝の２か国の協議の再開についても「特定の選択肢を議論するのはまだ早い」として慎重な姿勢を示しました。
ボズワース特別代表は、このあと、２５日にソウルで一足先に訪中を終えた韓国のウィ・ソンラク代表と会談してから、２６日に日本を訪問する予定です。
一方、こうした中、北朝鮮労働党のキム・ヨンイル国際部長が２４日、北京入りしてすぐに、胡錦濤国家主席と会談するなど、北朝鮮のキム・ジョンイル総書記の訪中問題とも絡んで、朝鮮半島の安定を最善と考える中国側から北朝鮮への働きかけが続けられています。（25日01:04）
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