[日语学习]社会:小泉容疑者「保健所でペット殺された」

逮捕された男は元厚生事務次官宅襲撃事件について、「昔、保健所でペットを殺された」などと動機を供述しています。男の人物像を追いました。 ２２日夜、警視庁に出頭し、銃刀法違反の疑いで逮捕された小泉毅容疑者、４６歳。 一夜明け、警視庁と埼玉県警は、さいたま市にある小泉容疑者の自宅アパートを殺人未遂の疑いで家宅捜索。小泉容疑者はおよそ１０年前から、ここに住んでいたといいます。 「ヤクザっぽいような。いつも作業着みたいな服を着ていた」（近所の住民） 「いろんな人とトラブルになっていた。集金が来ると“こんな時間に来て”とか」（近所の住民） 周囲とたびたびトラブルを起こしていたという小泉容疑者は、自宅近くで工事をしていた会社に怒鳴り込んだこともあったといいます。 「クラクションと大声で“出て来い”と。いきなり来て、大声を出して、ヘルメットを机にたたきつけていった」（クレームを受けた工事会社） 山口県で生まれた小泉容疑者は、地元の高校から国立佐賀大学理工学部に入学しましたが、中退。その後、東京のコンピュータ関連会社に就職するも、２、３年で辞め、アルバイトなどを転々としていました。 山口県に住む小泉容疑者の父親は・・・。 「（電話があったのは）２２日午後５時前だったと思う」（小泉容疑者の父親） ２２日夕方、息子からの１０年ぶりの電話がかかってきました。 「“手紙送ったから読んでくれ”と。手紙をくれるということは、何か良いことが書いてあるんだろうと」（小泉容疑者の父親） 実は、小泉容疑者出頭のおよそ２時間前、ＴＢＳのホームページの視聴者からの意見の募集欄に次の様な書き込みがありました。 ＜今回の決起は年金テロではない！今回の決起は３４年前、保健所に殺された仇討ちである！やつらは今も毎年、何の罪もない５０万頭ものペットを殺し続けている。最初から逃げる気はないので今から自首する。以上＞ 「確か（小泉容疑者が）小学校の時代だろう。（餌付けした野良犬が）あまりにも人に向かってほえる。保健所ですかね、私が言ったか、連れていったか」（小泉容疑者の父親） 警視庁の取調べに小泉容疑者は、「昔、保健所でペットを殺された」と、ホームページへの書き込みと同様の供述をしているということです。（23日20:49）