東京・国立市でホームレスの男性を殺害しようとしたとして36歳の男が逮捕された事件です。警視庁のその後の調べで、男のジーンズについていた血液が、世田谷区で殺害された別のホームレスの男性のDNA型と一致したことがわかりました。 この事件は、去年6月、国立市でホームレスの男性(当63)を殺害しようとした疑いで、東京・多摩市の無職、高本孝之容疑者(36)が逮捕されたものです。 逮捕前日の今月2日、世田谷区でホームレスだった近藤繁さん(71)が殺害されているのが見つかっていますが、警視庁のその後の調べで、高本容疑者のジーンズに付いていた血液と、近藤さんの血液のDNAの型が一致していたことが新たに分かりました。 この事件の直前、警視庁の捜査員は行動確認するために高本容疑者を追跡していましたが、高本容疑者を見失った直後に近藤さんが殺害されているのが見つかっていました。 警視庁は、高本容疑者が世田谷区での事件に関与したことを裏付ける証拠になるとみて慎重に調べるとともに、容疑が固まり次第、殺人の疑いで再逮捕する方針です。(06日11:15)
[日语阅读]社会:ホームレス襲撃、被害者のDNAと一致
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